宮崎県では、2月に各プロ野球団のキャンプが行われます。特に巨人軍のキャンプには毎年多くの見学者が訪れ、中には家族連れで宮崎に来る人も少なくありません。
でも、家族全員が野球に興味があるわけではありませんよね。せっかく宮崎まで来たのなら、観光やグルメも楽しみたい!と思う方に巨人軍のキャンプ地から行きやすい観光におすすめの場所や子供が喜ぶところ、さらに、おすすめランチをお教えします!
宮崎の観光でおすすめの場所はこの3か所
宮崎で巨人軍などのプロ野球のキャンプの見学に行くには車で行くと便利です。巨人軍のキャンプ地は、毎年KIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園という所で行われています。ここは、車で宮崎市内や宮崎で有名な観光地に行きやすい場所にあります。
巨人宮崎キャンプの日程と時間!入場料と楽しみなイベント情報!
宮崎おすすめの観光地は次のようなところです。
青島
青島は、キャンプ地の宮崎県総合運動公園から車で10分の所にあります。青島は宮崎市でも有名な観光地で、毎年国内だけでなく海外からも沢山の観光客が訪れます。
青島は、青島海水浴場から「弥生橋」という橋で繋がっていて、「鬼の洗濯板」と呼ばれる波状の岩に囲まれた小さな島です。島の中には海幸山幸の伝説が残る青島神社があり、その周りは特別天然記念物になっている「ビロウ」などの珍しい亜熱帯植物が自生したジャングルのようなになっていて見学が出来るようになっています。
青島神社は巨人軍の選手たちがキャンプインした時に必ずお参りする神社でもあるので、奉納された選手たちの絵馬を探すのもキャンプにきた時のファンの人たちが楽しみにしている1つになっているんですよ。
鵜戸神宮(うどじんぐう)
鵜戸神宮は、キャンプ地の宮崎県総合運動公園から車で35分ほどの所にあります。宮崎県で最も有名な神社で、鵜戸崎岬の端にある洞窟の中にある珍しい神社です。
この洞窟は、山幸彦と結婚した豊玉姫が出産をした場所と言われていて、出産の時に山幸彦に本来の姿(竜やサメなど諸説あります)を見られ海に帰らなくてはならなくなった為、赤ん坊に乳房の形をしたお乳水の出るお乳岩をこの洞窟に残したとされています。
鵜戸神宮では「運玉投げ」という運試しがあって、参拝を終えて出てきた場所の絶壁の下にある「亀岩」と呼ばれる岩のくぼみの所に「運玉」という素焼きの玉を投げ入れるものです。
男性は左手、女性は右手で投げるのですが、なかなか難しいです。運玉がくぼみに入ると願いが叶うと言われているので、親子でぜひチャレンジしてみてください!
サンメッセ日南
キャンプ地から車で30分ほどの所にあり、鵜戸神宮からも近い観光地です。サンメッセ日南は、日南海岸の東斜面の傾斜地にある観光施設で、7体の大きなモアイ像が立っていることで有名です。
この他にも、5匹の蝶の地上絵や世界の蝶や昆虫が展示された施設、自然石「サヌカイト」で作られた石琴の音を聞くことが出来る「地球感謝の鐘」や、施設名で飼育されているポニーや牛やヤギなどの動物と触れ合える場所などがあります。
施設内に「ノアノア」というレストランもあるので、景色を見ながらゆっくり食事をするのもおすすめです。
サンメッセ日南の詳細情報
営業時間・・9:30~17:00
定休日・・毎月第一と第三水曜日
入場料・・大人700円、中学生500円、4歳以上の子供が350円
駐車場・・園内駐車場利用 無料 200台駐車可能
ノアノア営業時間・・食事が11:00~16:00、ドリンク・デザートが9:30~16:30
宮崎の観光で子供が喜びそうな場所
巨人軍の宮崎キャンプ地から行ける子供が喜びそうな場所は次のような所です。
宮交ボタニックガーデン青島(県立青島亜熱帯植物園)
青島のすぐ近くにある大きな植物園で、巨人軍のキャンプ地から車で10分ほどの所にあります。
宮交ボタニックガーデン青島は、マンゴーやリュウビンタイ、ブーゲンビリアなどの綺麗な亜熱帯花木が展示された大温室をメインに、バナナ・マンゴー・パイナップル・パパイヤ・リュウガンなどの珍しい熱帯の果物が栽培されている温室や広い芝生広場の真ん中に年中季節の花を楽しむことが出来るロータリー花壇などがあり、親子で楽しむことが出来ます。
また、施設内に「パラポラチョカフェ」というお店があって、マンゴーやパパイヤやグァバなどの南国フルーツを使ったスイーツやドリンクを味わうことが出来るのもおすすめの一つです。
宮交ボタニックガーデン青島の詳細情報
入場料・・無料
営業時間・・園内が8:30~17:00で年中無休、大温室が9:00~17:00で毎週火曜日が定休日
パラポラチョカフェ営業時間・・10:00~17:00 年中無休
宮崎科学技術館
宮崎駅に近く、キャンプ地から車で25分ほどの所にあります。宮崎科学博物館は「科学と遊ぶ」をテーマにした、楽しみながら科学を学ぶことが出来る体験型の施設です。
アポロ11号月面着陸船の実物大模型やジェミニ宇宙船など宇宙に関する展示物や発電の仕組みや大気圧実験装置などの体験型の展示物、パソコンで公害や科学についてのクイズをしながら学習したりするコーナーなどがあります。
そして、最大の目玉は世界最大級のプラネタリウムです。投影時間の前半は季節の星座や神話についてなどスタッフの方の解説を交えて楽しめるようになっていて、後半はコナンやポケモンなどの人気アニメのプラネタリウムでしか見る事の出来ない星や宇宙に関連した短編アニメーションを見る事ができます。
アニメーションは時期と時間帯によってプログラムが変っていますので、ホームページでチェックしておくと良いでしょう。
宮崎科学技術館の詳細情報
開館時間・・9:00~16:30
休館日・・毎週月曜日(祝・休日を除く)また祝日の翌日(土・日・祝・休日を除く)
入館料・・展示室のみが大人(高校生以上)540円(団体430円)子供(4歳~中学生)210円(団体170円)で、展示室とプラネタリウムが大人750円(団体600円)子供310円(団体250円)
プラネタリウムの投影時間・・11:00~11:50・13:30~14:20(日・祝は13:10~14:00・14:20~15:10)・15:00~15:50・(日・祝は15:30~16:20)の1日3回
宮崎の観光中のおすすめランチはこの3か所
宮崎県は美味しい食べ物が沢山あることでも有名です。先ほどご紹介した観光地から近い場所にあるおすすめのお店をご紹介します。
釜揚げうどん岩見
青島神社近くの青島駅から徒歩1分の場所にあるうどん屋さんです。宮崎のうどんは麺がとても柔らかいのが特徴です。岩見の「釜揚げうどん」(並・450円)は、柔らかい中にももちもちとしたコシがあり地元の人はもちろん、巨人軍の選手たちもよく訪れる人気のうどん屋さんなんです!
また、釜揚げうどんの他にも「魚すし」(1個90円、1皿450円)というサバの押しずしも名物なのでうどんと一緒に食べてみてください。釜揚げうどんは注文してから茹で始めるので、出来上がるまでに15~20分ほどかかりますが、事前に電話で注文することも可能です。
もちろん釜揚げうどんの他にもタヌキうどんやきつねうどんなどもありますよ。
営業時間は、11:00~18:00(ラストオーダー17:00)で不定休(主に火曜日が休み)です。
ドライブイン大海(たいかい)
鵜戸神宮やサンメッセ日南の近くにある伊勢エビや魚料理が人気のお店です。宮崎と言えば有名なのが伊勢エビ!その伊勢エビが丸ごと1匹入ったお味噌汁がメインの「えび汁定食」(2,160円)や宮崎で獲れた新鮮な魚やうになどが乗った「海鮮丼定食」(2,160円)や「釜揚げしらす丼定食」(1,080円)などボリュームたっぷりのメニューがおすすめです。
また、「チキン南蛮定食」(980円)や「とんかつ定食」(980円)などもあって、お肉とお魚両方味わうことが出来ますよ。
営業時間は、ランチ11:00~14:00、夜16:00~18:00(夜は予約のみ)で定休日は毎週木曜日(月末は水・木の2連休)です。
味のおぐらチェーンおぐら瀬頭店
宮崎といえばチキン南蛮が有名ですよね。「おぐら」はチキン南蛮に初めてタルタルソースをかけて出した店とされていて、県内外から沢山のお客さんが食べにくる人気店です。おぐら本店は街中の小さなお店で少しわかりにくく駐車場も無いので、車で行きやすい瀬頭店が家族連れには人気です。
1番人気はチキン南蛮とハンバーグとエビフライがセットになった「おぐらランチ」(1,300円)です。もちろん「チキン南蛮」(980円)も安くてボリュームがあるのでおススメです!また、おぐらには「ちゃんぽん」(720円)があって地元ではカップラーメンになるほど人気のメニューです。
どれも美味しくてはずれが無いのでぜひ立ち寄ってみてください。ただ、お昼時はとても混雑するので少し時間をずらすなどすると良いと思います。
営業時間は、11:00~22:00で定休日は元日のみです。
まとめ
宮崎観光おすすめ
- 青島
- 鵜戸神宮(うどじんぐう)
- サンメッセ日南
宮崎観光 子供におすすめ
- 宮交ボタニックガーデン青島(県立青島亜熱帯植物園)
- 宮崎科学技術館
宮崎観光おすすめランチ
- 釜揚げうどん岩見
- ドライブイン大海(たいかい)
- 味のおぐらチェーンおぐら瀬頭店
いかがでしたでしょうか?宮崎県は、プロ野球のキャンプだけでなく沢山の観光地や美味しいものがあります。
神話の国や南国の雰囲気を肌で感じたり、宮崎名物を味わったりして宮崎を親子で堪能してくださいね。
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