広尾駅が最寄りの有栖川宮記念公園内にある都立図書館は、国内の公立図書館では最大級の蔵本数で建物も大きく、中も広くてきれいでとても良い図書館ですよね。私は一度だけ利用したことがありますが、とても居心地が良い空間でした。
学生の時にあの図書館が家の近くにあったら毎日でも通うのに、と思ったほどです。学生の勉強する場所としては最適ですよね。
そんな都立中央図書館で自習ができるのか、パソコン持ち込みできるのか、また、飲み物はどうすべきかについてお伝えします。
都立中央図書館は自習できますか?
中央図書館内に「自習室」というスペースは残念ながらありません。
公式ホームページのQ&Aでも
という回答がなされています。
そのため、自習室と銘打っている席はありませんが、閲覧席は使用することができます。実際に図書館に行くと多くの人が閲覧席で勉強をしています。図書館の資料を使って勉強することは許可されているようです。
この閲覧席は長机といすのセットスタイルで、各階に4.5箇所設置されています。また、座席数はそこまで多くはないですが、個人席も設けられています。個別指導教室などでよく見る囲いがある自習席のような形です。
こちらの個人席は人気があるため、空いていたらラッキーという感じです。
都立中央図書館にパソコン持ち込みは可能?
都立中央図書館は盗難防止などの理由で、館内へは荷物を持ち込んで入ることはできません。入口のロッカーに大きな荷物は預けます。必要があれば透明なビニールバッグの貸し出しがあるので、そちらを館内で利用することになります。
ただし持ち込み可能な荷物はいくつかあり、そのうちの一つがノートパソコンです。持参したパソコン類(パソコン、電卓、スマートフォン等の機器)は、1階から4階の全ての閲覧席と5階の調査研究ルーム、交流ルームで利用することができます。勉強ができる閲覧席で使用することができるので、レポート作成もできますね。
都立中央図書館の利用可能なコンセントは?
パソコン用のコンセントがある席は約300席です。個人席に設けられています。席には「パソコン・電卓利用席」という札が置いてあり、二口のコンセントがありますよ。充電もできるのはとても助かりますよね。
都立中央図書館のwifi環境は?
また、Wi-Fi環境も整っています。無線LANサービス事業者(docomo Wi-Fi、BBモバイルポイント、au Wi-Fi)とあらかじめ契約している場合には、4階の閲覧室でインターネットを利用することが可能です。
それ以外にFREE Wi-Fi & TOKYO(無料の無線LAN)が設備されているので、1階から4階の閲覧室、エントランス、5階の調査研究ルーム、交流ルーム、カフェテリア等のほぼ館内すべてでインターネットの利用が可能です。
長時間滞在する図書館でFREE Wi-Fiがつながるのはとても助かりますね。
都立中央図書館 飲み物の持ち込みは出来る?
中央図書館への飲食の持ち込みは基本的に禁止となっています。図書館のほとんどはそのような決まりがありますよね。大切な本を汚したりしてしまう恐れがありますから、決まりはきちんと守りましょう。
蓋つきのペットボトルや水筒など密閉できる飲み物は、グループ活動で使用する交流ルームには持ち込みができるようです。
持参したお弁当は、5Fにある食堂で食べることができます。食堂には持ってきた飲み物を持ち込むことも可能です。
食堂以外の閲覧席などで飲むことはできませんので、飲み物が飲みたい場合には1Fにあるカフェや5Fの食堂を利用するか、そこにある自販機で購入して飲むことができます。5Fの食堂にはたくさんの自動販売機が並んでいますから安心してください。
1Fにあるカフェは平成29年12月20日(水)に「有栖川珈琲」として新規開店したカフェです。コーヒーとパンのお店で軽食を食べることができます。営業時間は午前10時から午後5時までです。
5Fにある食堂は「有栖川食堂」という名前で、和・洋定食、麺類やカレーなどを扱う学校の食堂のような感じです。席数も広く窓からは東京タワーや六本木のビル群が一望できる素敵な場所です。定食の提供は午前11時から午後3時までで、利用は午後5時までとなっています。
都立中央図書館のカフェテリアの詳細は次の記事が参考になりますよ。
まとめ
都立中央図書館で自習ができるかについてお伝えしてきました。参考になったでしょうか。
都立中央図書館には自習室という特別な部屋はありませんが、閲覧室で図書館の本を使っての自習は可能です。必要であれば、パソコンの持ち込みも可能で、その際に必要なコンセント、Wi-Fi環境も整っています。
自習中に喉が渇いた時は、都立中央図書館内の有栖川珈琲や有栖川食堂を利用してみてはいかがでしょうか。
落ち着いた雰囲気の中、充実した自習ができるのではないでしょうか。
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