年明けすぐに行われる「成人式」。
まわりが振袖や前撮りの準備をしているなかであまり気が進まないなと感じる人も少なくないのではないでしょうか?
成人式は地元のお友達が集まる場になりますが、その地元に仲の良いお友達がいなかったりするとどうでしょう。
でも、両親の気持ちを考えると親不孝なのかな。と思う気持ちもあったりで複雑ですよね。
成人式に行かないのは仲の良い友達がいないからというのはどうなのか、成人式に行かないことは親不孝に当たるのか、また、成人式に行かないけど写真だけ撮るのはアリなのかについて一緒に考えてみましょう。
成人式に行かない理由は友達がいない
一般的に成人式は地元の友人たちとの再会を楽しむといった要素が濃く、もし地元にはあまり仲の良い友人がいなくひとりで参加しないといけない・・・といったようであれば無理をして参加することもないでしょう。
成人式の参加は強制ではありません。
成人式はあなたの住民票に記載されている市区町から招待状が届くので、地元の小・中学校の同級生が集まることがほとんどですね。
しかし、中には、小学校から、または、中学校から、はたまた、高校から、市外や県外の学校に進学している人もいるでしょう。
そのような人は成人式に出席しても本当に仲の良い友達は少ないですよね。
まわりで 仲の良いお友達通しが楽しそうにワイワイやっている中、一人でポツンといるのは全く楽しくないと思います。
実際に、地元の成人式には出席せず、仲の良いお友達がたくさん集まる成人式の会場に行く人もいますよ。
成人式の会場内に入ることはできないかもしれませんが、会場外で待ち合わせて懐かしいお友達と楽しく過ごすことも出来ますよ。
そもそも成人式は、戦後の1946年に埼玉県の蕨町(いまの蕨市)で行われた「青年祭」が起源とされています。
このときは敗戦で絶望した青年たちに未来への希望を持たせる意味で行われました。
その精神は現在の成人式にも引き継がれ、49年に1月15日を「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」という意味で成人の日に制定し、この日に各地で成人式を行うようになりました。
式の進行は小学校から高校の時に行われたような全校集会をそのままイメージしてもらえば良いかと思います。
新成人の実行委員が司会を担当し、自治体の首長が祝辞を述べたり、新成人代表によるスピーチも行われます。
とある地域の一例ですが、新成人へのサプライズとしてかつて担任だった先生からのビデオメッセージを上映することもあるようです。
成人式に行かないのは親不孝だと思いますか?
参加は強制ではない成人式ですが、不参加で済ませてしまうと自分は親不孝なんじゃないかとなんだか気が引けるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、成人式とは親のためではなくこれからの未来を担う新成人を祝い励ますための会なのです。
入学式や卒業式とは違って親を同伴する行事でもありません。
ですから不参加自体が親不孝になるというのは偏ったものの見方とも言えます。
親に立派な姿を見せて安心させたいということならば普段の学業や仕事を頑張っていればそれで十分に親孝行なのです。
とはいえ成人式というのは一生に一度の機会です。
もし親御さんが子供の晴れ姿をどうしても見たいというのであれば、行きたくない理由をちゃんと説明しつつ晴れ着だけでも着て出かけてみるのもまたひとつの妥協点ではないでしょうか?
振袖をレンタルして家族と神社に参ってみたり思い出の場所を訪れてみたり、ちょっと良いお値段のお店でご馳走したり・・・考え方次第で成人式に参加するよりもよっぽど意味のある親孝行が出来るはずです。
成人の日は自分の人生に晴れをもたらすひとつの節目。
慣習にとらわれず、どんなスタイルであればより意味があるものになるのか考えを巡らせてみるのもまた一生に一度の経験となるのではないでしょうか?
あなたらしい成人式を迎えた感謝の気持ちをご両親に伝える日にすると最高の親孝行な一日になることでしょう。
成人式に行かないで写真だけ撮るのはアリですか?
成人式には行きたくないけど振袖は着てみたい、せっかくだから写真を残しておきたいという選択は断然アリです!
ご両親も成人式に行かなくとも、娘の晴れ姿は写真に残しておきたいと思っているはずです。
実はこういったニーズに応えて写真だけを撮る「成人式」のプランを用意している写真館も増えてきました。
撮影のほかに振袖の手配やメイク・ヘアアレンジ・着付けといったすべての準備を一括にお願いすることが可能です。
撮影で着られる振袖も伝統的なものだけでなくモダンでおしゃれなものを多数取り揃えていることを売りにしている写真館もあり、振袖と写真というまさに成人祝いの美味しいところだけを楽しめるようになっています。
プラン内には振袖だけでなくドレスも着られる無料オプションを用意している写真館もあり、前撮り+成人式に参加でかかる費用よりも圧倒的にリーズナブルですから無理して式に参加するよりもかえってこのスタイルの方が親孝行かも・・・?
浮いた予算分を写真を収めるアルバムのグレードアップに回してもいいですし、お祝いにちょっと豪華なディナーに行ってみるのもまた良しでコストパフォーマンスで考えればかなりアリな選択肢なのではないでしょうか?
前撮りや後撮り撮影で賑わう時期を避ければストレスフリーでスムーズに晴れ姿の思い出を残せますね。
まとめ
成人式に行かない理由がお友達がいないからという人も 毎年 少なからずいらっしゃいますよ。成人式は強制ではないので行かなくても大丈夫です。
成人式に行かないと親不孝になるのかについては、ご両親にきちんと説明する必要がありますね。中には、娘の成人式のために振袖を用意し、美容室から写真の予約まで済ませている親御さんもおられます。
そこは、自分の気持ちだけを押し通すのではなくご両親の気持ちを察しながら あなたらしい成人としての行動を示せば良いのではないでしょうか。
成人式に行かないけど写真だけ撮るのは大いに歓迎されることですね。素敵な記念に残る1枚になることでしょう。
さて、今回は成人式に行かないということについて考えてきました。参考になさってください。
じつは、私も成人式には行かなかった一人です。私が成人式に行かなかった理由は仕事でしたが、もし、行けたとしても地元の成人式には出席しなかったと思います。それは、高校から市外の高校へ進学し、成人式を迎えるころに仲良くしていた友達は地元にいませんでした。
仕事は成人式ということで午前中で早退し、美容室で成人式の支度をしてもらい写真館で写真を撮りました。その後、自宅に戻り家族でお寿司を囲みお祝いしてもらいました。その人その人で成人式の過ごし方があって良いと思いますよ。
20歳という新成人の仲間入り出来るまで無事に成長できた喜びと周りの人への感謝の気持ちが伝わる日になることを願っています。
成人式に行かないと決めてい女性も多いようです。成人式への出席についてはいろんな意見がありますよ。次の記事を読んでみてくださいね。
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