しまなみ海道をサイクリング初心者おすすめコース！時間と服装も！

瀬戸内しまなみ海道は日本初の海峡横断サイクリングロードが整備された、「サイクリスト」の聖地です。青い海と潮風、そして点在する島々を見下ろしての絶景はサイクリストなら一生に一度は走ってみたい道として知られています。

サイクリング初心者でも走りやすいコースになっているので機会があれば、是非、挑戦したいものです。ここでは、しまなみ海道でサイクリング初心者におすすめのコースやかかる時間、さらに、最適な服装についてご紹介していきます。

しまなみ海道でサイクリング初心者におすすめのコースは？
しまなみ海道をサイクリング！初心者だと時間はどれくらいかかる？
しまなみ海道をサイクリング！初心者に最適な服装は？
まとめ

しまなみ海道でサイクリング初心者におすすめのコースは？

はじめてしまなみ海道に挑戦する方におすすめのコースは広島県尾道市からスタートし、愛媛県今治市をゴールとするおよそ70kmの道のり。サイクリングに慣れていないとぎょっとする距離ですが、スポーツバイクであればゆっくり漕いでも6～7時間程度で走りきれますし、途中の島で降りて宿泊したり引き返したりも可能です。

また尾道は交通の便が今治より良く、ONOMICHI U2という自転車ショップを併設する宿泊商業施設が営業しているため、スタート地点にはこちらを選ぶのがベターです。

＜全長約70kmコース＞

尾道→向島→因島→生口島→大三島→伯方島→大島→今治

尾道での自転車のセットアップやレンタルが完了したらいざ出発！まずは自転車とともにフェリーに乗りこみ最初のチェックポイントである向島へ渡ります。運賃は大人ひとり100円にプラスして自転車1台10円。

向島に到着後はフェリーターミナルから路面に印字されているガイドラインに沿って走っていくことで各チェックポイントまで1本で走り抜けていけます。道中はアップダウンも多く、また潮風の強い橋の上を何度も走行しますのでキツいと思ったら変速を使ってペダルを軽くして漕ぐと良いでしょう。

体力にまだ自信のない初心者の方は自転車持ち込みではなく乗り捨て型のレンタサイクルの利用も考えてみてください。各チェックポイントに乗り捨て用のターミナルがあるので途中で切り上げるのも気兼ねなく出来ます。

しまなみ海道をサイクリング！初心者だと時間はどれくらいかかる？

しまなみ海道70kmは平地ではなくアップダウンもある上に海風の影響も受けますので、単純計算で時速何kmで何時間とは計算し難いのが注意ポイント。普段は通勤通学で片道3～5km漕ぐかどうかというサイクリング初心者の方であれば8～10時間程度を見込んで置くと良いでしょう。

日のあるうちに帰ってこれるよう出発時刻を早朝に設定しておくのがほぼマストです。サイクリングに慣れていなくても普段からスポーツなどをしていて体力に自信のある方なら5時間から6時間程度で見ておけば問題ありません。

コースの途中にはSNS映えのする絶景撮影スポットやご当地グルメの楽しめる食事処ももありますので出発・ゴールの目標時刻はそういった休憩時間も織り込んで考えておくと良いでしょう。

ペースを見ながら走りたいということであればサイクルコンピューター（サイコン）を自転車に取り付けておくと現在の速さや平均速度、走行距離がひと目でわかりますので便利です。

精度は落ちますがスマホ用のサイコンアプリもおすすめ。「Runtastic Road Bike ロードバイク GPS」というアプリであればGPSによる位置情報の計測で実際のサイコンと同等の情報が得られます。

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しまなみ海道をサイクリング！初心者に最適な服装は？

しまなみ海道70kmの道のりを快適にそして安全に過ごすのであれば服装にもしっかり気を配りたいところ。しまなみ海道に集まるサイクリストはレースパンツやサイクルジャージを着用してくるいわゆる「ガチ勢」が多数いますが、速さにこだわらないのであれば「動きやすい服」「気温に合わせて調整しやすいコーディネート」を心がけていれば問題ありません。

ただし長時間のサイクリングでは股ずれがおきやすいので生地が滑らかでピタっとした下着を着用しておくと良いでしょう。慣れていないとお尻も痛くなるので、心配なようでしたらクッションパッドの入ったパンツを選んでもいいかもしれません。

安全面では、必ずヘルメットを着用するようにしてください。またサングラスも着用しておくと地面から舞う砂から目を守ることが出来ます。さらに着用するウェアはを、無ければ反射テープを貼るようにしましょう。

日のあるうちにサイクリングを終えるのが基本ですが、疲労によるペースの遅延は初心者にはつきもの。薄暗くなってからも安全に走行できるように光を反射し、目立つ格好を心がけるのが安全なサイクリングの鉄則です。

海上は寒く風も強いですし、突然の雨も考えられますのでウインドブレーカーやカッパといった軽めの上着をリュックに忍ばせておくと更に安心ですね。