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さんまの塩焼きは内臓まで食べる?徳がある栄養と美味しい焼き方!

秋になると必ず食べるものってありますか?私は「サンマ」です。あの苦みが癖になる美味しさなのですよね~。
でも、サンマの内蔵を食べるようになったのも最近の話なんですけどね…。

このサンマは、内臓に旨味があるから食べてるって人も多いのではないですか?その反対に、あの苦みが嫌だって人も…。

私の場合は、魚屋のおじさんに「サンマは内臓が一番美味しいんだよ。一回食べてみな!」と言われ、試しに食べてみたらビックリ!苦いのに美味しい!それから我がでは内臓目当てで食べてるの?ってくらいに食べています。

でもサンマって、何で内蔵まで食べれるのでしょうか?ほかの魚の内蔵は、下処理で取ってしまうのが普通なのに不思議だと思いませんか?

さんまの塩焼きは内臓まで食べるのか、内臓に含まれる栄養と内臓まで美味しく食べられる焼き方についてご紹介します。

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サンマが内臓まで食べられるのは何故?

・普通の魚は胃がある

・サンマには胃がない

サンマ以外の魚は、下処理の段階で処理するのが普通です。それは、胃の中にその魚が食べたものが残っているので食中毒になってしまうことがあるからです。

でも、サンマの場合は食べたものが体内に留まらず、すぐに排出される仕組みになっているから胃がありません。だから、食中毒といった心配もありません。

また、この胃袋に残っているものが嫌なニオイの原因になることもあって、事前に処理される場合がほとんどですが、胃がないサンマや苔を食べる鮎などは内蔵も好んで食べられているようです。

さんまの塩焼きは内臓まで食べる?

あなたはサンマの塩焼きで内蔵まで食べますか?「私は食べる」「私は食べない」など…色々な意見があるかもしれません。でも、みんなはどうなのかなって思いませんか?

そこで、ちょっと面白い「日本全国サラリーマン実態調査」から、サンマに関する調査結果をお伝えしてみようと思います。

この「日本全国サラリーマン実態調査」は、ごくごく普通であくまで平均的な44歳のサラリーマン安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いたTOKYO FMのラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司 – BEYOND THE AVERAGE – 」の公式サイト内にて行われました。

Q・あなたはサンマの内蔵を食べますか?

YES・・・44,8%
NO・・・55,2%

食べる派の意見

・食べます。子供の頃は苦手でしたけどお酒を覚えたら好みになりました。(男性36歳)
・子どもの頃はダメでしたが、最近食べたら意外といけました。(男性23歳)
・幼少期は苦く感じて嫌いでしたが、お酒を呑むようになるとメチャクチャ美味しく感じて食べています。(男性45歳)

食べない派の意見

・毎回「どんな感じかな~」って食べて「やっぱりいいやー」ってなる!(男性18歳)
・大人になっても苦いものは苦いです。(男性39歳)
・父に、大根おろしをかけたらおいしいと言われたんですけど苦いのは苦いです。(男性12歳)

いかがですか?ちょっと面白い結果になったと思いませんか?この調査はサラリーマンに限らず、様々な年齢の男女から回答を得られていますが、どうやらキーワードは「お酒」にあるようですね。

また、この解答の中には「新潟県上越市の某酒蔵から、さんま専用の「純米生原酒」が発売されました」などからもわかるように、「サンマの塩焼き」で内蔵まで食べるのは、お酒のツマミとして美味しいからという理由が一番かもしれませんよね。

さんまの内臓は栄養ありますか?

日本人の多くの人、がサンマの内蔵を食べるということはわかりました。では実際に、このサンマの内蔵には私達のカラダにとって何か栄養があるのでしょうか?

サンマの内臓を食べない派の人は「害がないのはわかったけど、じゃあ徳はあるの?」と思われるかもしれません。

実は、サンマの内蔵には大いに「徳」があります。

サンマの内蔵には、苦みはありますが栄養タップリなんです!

サンマには、青魚特有の必須脂肪酸の一種「EPA」や「DHA」が豊富に含まれていますが、これに加え内蔵には「ビタミンB12」と「鉄分」が含まれています。

このビタミンB12は、赤血球の生成に不可欠なビタミンで「赤いビタミン」と呼ばれるほどで、同時に鉄分と合わせて取ることで貧血の解消に効果があるようです。

サンマの身にも鉄分は含まれていますが、さんまの内臓には更に豊富に含まれていますので、この内蔵を処分してしまうのはとても勿体ないことだということがわかると思います。

特に血圧が低かったり、貧血気味で倒れやすい方はサンマを内臓ごと食べること良いですよ。さらに女性にとっては、月経によって血液と一緒に赤血球が体外に排出されてしまうために、このビタミンB12や鉄分をしっかり補っていく必要もあります。

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さんまの内臓まで食べられる焼き方は?

サンマの内臓は嫌いだという人は「内臓が完全に焼けているかな」「食べてもお腹をこわさないかな」と思っている人も多いかもしれませんよね。そこで次に、サンマの内臓まで美味しく食べられる焼き方を紹介しましょう。

一般的にサンマは丸ごと焼く場合が多いと思いますが、この時の見分け方のポイントは「サンマの肛門から澄んだ透明の焼き汁が出ているか」ってこと。

「透明の焼き汁」が出ていれば内臓も焼けている証拠です。逆に「透明の焼き汁」が出ていなければ、まだ十分に内蔵に火が通っていない証拠ですので追加で焼いてあげましょう。

また、サンマの内臓は苦味があるから嫌いという人は、内臓の前(頭)から3分の1を取り除けば苦味はほとんど気になることもないでしょう。この苦みの元の肝臓と心臓周辺が、この3分の1の部分に当てはまりますので、大まかに前(頭)から3分の1を取り除けがOKです。

そして、サンマの丸焼きには大根おろしを添えることで、その苦みが軽減されますので参考にしてくださいね。

まとめ

  • サンマには胃がないから内蔵まで食べられる
  • サンマの内蔵を食べる派、食べない派は約半々
  • サンマの内蔵には栄養たっぷり
  • サンマの焼き加減は透明の焼き汁で判断する

今回は、秋の味覚「サンマ」の美味しい食べ方についてお伝えしてみました。特に、お酒を飲む男性の多くでサンマの内蔵を好んで食べる人が多いようですね。

しかし、実は女性にこそ嬉しい効果が、サンマの内臓にはたくさんあるようですよ。また、幼少期に苦味を経験させると味覚が発達するそうですので、お子さんの食育にも良いかもですよ。

さんまの塩焼きを内臓まで美味しく食べて 徳のある栄養も一緒に摂りましょう。

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