会社の社長や上司など、自分より目上の立場の人におくる年賀状は、マナーにそった正しい書き方をする必要がありますよね。
新年早々、お世話になっている上司に失礼がないように、好ましい年賀状のデザイン、好印象を与えられる新年の挨拶、一言メッセージの文例などをチェックしておくと良いと思います。
そこで今回は、上司へ送る年賀状について、一言添える例文、手書きするべきか、おすすめのデザインなどの情報をご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
上司への年賀状に一言添える例文は?
年賀状を送る上司との親密度にもよりますが、年賀状の余白に書く一言メッセージには、近況報告や共通の趣味などのプライベートな話題を入れると、定型的な挨拶文がたった一言でより親しみのある雰囲気になったりもします。お世話になっている仲のいい上司に送る年賀状には、日頃のお礼も兼ねて想いの込もった一言を添えてみるのも良いでしょう。
どのような文章を書くにしても、まずは「昨年は大変お世話になりました」のような「旧年のお礼」から書き始めると、印象が良くなりますよ。
「昨年は大変お世話になりました。まだまだ未熟ではございますが、どうぞこれからもご指導くださいますようお願い申し上げます」
「旧年中はゴルフに連れて行っていただきありがとうございました。今年は〇〇さんのスコアに近づけるように頑張りますのでまた同行させてください」
上記の例文を参考にして、あまり長くならず、かつ気持ちのこもった一言を添えてくださいね。書く一言が思いつかない場合には、定型文を添えるだけでも大丈夫です。何も書かずに送ることは避けたほうが無難です。
上司への年賀状に一言添えるなら手書き?
上司へ出す年賀状に一言添えるメッセージは、なるべくなら手書きで書くことが好ましいです。
最近の年賀状は、絵柄も文字も印刷されたものが主流ですが、そのまま投函すると、どうしても味気ないものになってしまいます。新しい年を迎える挨拶状ですから、せめて目上の方に対する年賀状には手書きで一言添え書きをしてくださいね。
字のきれいさはそこまで問題ではありません。そこまで長い文章を書く必要はありませんから、日頃の感謝の気持ちが伝わるように、ゆっくりと丁寧に書けば大丈夫です。
手書きで一言添えるメッセージを書く際には、いくつか注意してほしい点があります。まずは書く位置です。絵柄や文字が予め印刷されている年賀状の場合には、その絵柄と重ならないように注意しましょう。
また、印刷されている文字と同じ向きで記入する必要があります。どうしても絵柄と重なってしまうような場合には、文字の色が消えてしまわないように、場所を考えて書くと良いでしょう。
また、使用するペンにも注意が必要です。必ず黒色のボールペンを使用しましょう。カラーペンは好ましくありません。擦れると消えてしまうフリクションペンの使用も避けるようにしてくださいね。
上司へ送る年賀状のデザインは?
最近の年賀状はデザインの種類が豊富で、どんな絵柄が良いのか悩みますよね。上司の方へ送る年賀状であれば、なおのこと失礼のないようなデザインの年賀状を選ぶ必要があります。
基本的にはシンプルなデザインの年賀状を選ぶと良いでしょう。最近目にすることの多い子どもやペットなど写真入りの年賀状を送るのは、避けたほうが無難です。
ただし、上司であっても、家族ぐるみでお付き合いしている場合や個人的に結婚祝いや出産祝いをいただいた場合など、写真入りの年賀状が喜ばれるケースもありますから、相手との関係性によって臨機応変に対応してくださいね。
写真入りの年賀状でも、美しい風景の写真などは問題なく使えます。特に富士山や松竹梅などの縁起物の写真は年賀状にふさわしいため、好ましいです。絵柄を選ぶ際にも、干支のデザインや、縁起物のデザインを選ぶと良いでしょう。
また、既に文章が印字されているものを選ぶ際には、賀詞にも注意が必要です。「賀正」「迎春」「謹賀新年」「迎春万歳」といった文字は略語にあたります。なるべく「謹んで新年をお祝いします」などきちんとした文章で書かれているデザインを選ぶようにしてくださいね。上司の方へ出す年賀状ですから、言葉選びには特に気をつけましょう。
まとめ
さて、今回は、上司へ送る年賀状について、一言添える例文、手書きするべきか、おすすめのデザインなどの情報をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
10月に入り、年賀状の準備を始めようと動き出す人が多くなってきた時期ですよね。気がついたら12月下旬で投函締切日を過ぎていた、なんてことにならないように、早め早めに準備を進めましょう。
心のこもった素敵な年賀状を送ってくださいね。
年賀状の宛名印刷については次の記事が参考になりますよ。ぜひ、読んでみてくださいね。
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