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椿についた毛虫でかぶれ! 駆除と予防方法はこちら!

毛虫でかぶれた経験はありますか?あなたのお庭に椿の木がある方は特にご注意ください!毛虫がついていたら大変ですよ。

椿についた毛虫でかぶれるのか、また、毛虫を発見した時の駆除する方法と毛虫が付かないように予防する方法をご紹介します。

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椿についている毛虫でかぶれますか?

お庭の椿の木に毛虫がついていたらびっくりしますよね。その毛虫は、「チャドクガ」という蛾の幼虫で、椿や山茶花などの葉っぱを好む毛虫です。チャドクガの幼虫の体を覆っている細かい毛に少しでも触れると、2~3時間後に赤く腫れてきて、その後とてつもない痒みに襲われます!

しかも、その痒みは1~2週間も続きますし、毒の毛の威力はチャドクガの体から離れてもずっと消えることは無いのでチャドクガの毒の毛はとても危険なのです。

チャドクガは、幼虫はもちろん、成虫も体の一部に強い毒を持った細かい毛があり、更に卵はこの毛に守られるように包まれています。怖いことに、直接チャドクガに触らなくても風に吹かれて舞った毛が触れてもかぶれてしまうのです。

椿の木についてしまったチャドクガの幼虫は、絶対に触らないようにしてくださいね!そして、風の強い日なんか木にも近づかない方が安全です。私も一度、毛虫でかぶれた経験がありますが、その痒みといったらた大変なものでしたよ。

椿以外にも山茶花や桜は公園なんかにもよく植えてあるので、小さなお子さんがいる場合は特に気を付けてあげてくださいね。気を付けてはいても、チャドクガの毛が付いてしまってかぶれてしまうこともあるかもしれません。そんな時は、絶対に掻かないようにしてください。掻いてしまうと毛が広がってかぶれる部分が増えてしまいます。

チャドクガの毛が付いた時は、ガムテープなどで毛を取り除いてから流水でしっかりと洗い流して、その後早めに病院に行って診て貰ってくださいね。特に目に入った場合はすぐに病院に行ってください!病院に行く前に電話をしておくと急患としてすぐに診て貰えますよ。うちの子がアシナガバチに刺された時、電話をしてから病院に行ったら着いてすぐ診て貰えました。

また、洋服にチャドクガの毛が付いた時は他の洗濯物と別にして、すすぎの回数を多くしてしっかりと洗い流すようにしましょう。また、チャドクガの毛は50℃以上のお湯で毒が消えるので、お湯をかけてから洗濯するとさらに効果的です!

毛虫が椿についたら駆除する方法は?

チャドクガの幼虫を見付けたら、早めに駆除する必要があります。もちろん、毒の毛から身を守る目的もありますが、チャドクガの幼虫は食欲旺盛なので、あっという間に葉っぱが食べられて木が丸裸になってしまうからです。せっかく植えた椿がチャドクガのせいで枯れてしまうのは嫌ですもんね。

チャドクガの幼虫を駆除する時には、長そで・長ズボン・ゴム手袋・ゴーグル・マスク・帽子・長靴・首周りを守るタオルなどでしっかりと身を守ってから挑みましょう!駆除の時に着た服などは、毒の毛が付くので捨ててもいい物がベストです。そして、毛が風で飛ばされてしまうので、風のない日に駆除作業をするようにしましょう。

チャドクガの駆除は、市販されているチャドクガ用の毒針毛固着剤を使用します。これはチャドクガを殺すのではなく、毛を固めて毒の毛が飛び散らないようにするものです。これを先にスプレーした後に、チャドクガや毛虫専用の殺虫剤で駆除しましょう。

殺虫剤を使うのに抵抗がある場合は、固定剤を使った後にチャドクガが付いた枝を剪定していきます。剪定した枝は、二重にしたビニール袋に入れてしっかりと袋の口を締めましょう。

でも、自分で駆除するのは怖いという場合は、専門の業者さんにお願いすると良いですよ。私なら怖いし、子供もいるので業者さんに頼む方法を選びます。

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椿に毛虫がつかないように予防するには?

この厄介なチャドクガの幼虫が付かないようにしっかりと予防する必要があります。チャドクガは6月~8月頃と9月~11月頃の年に2回卵を産みます。夏に産んだ卵は1~3か月で孵化しますが、秋に産んだ卵は越冬して初夏に孵化します。

予防で1番大切なのは、こまめに剪定をすることです。葉っぱが重なり合ってわさわさしていると、チャドクガの卵や幼虫を見逃してしまったり駆除する時にも殺虫剤をスプレーしにくくなったりするので、剪定はこまめにしておきましょう。

しかし、剪定はいつしても良いというものではありません。椿を傷つけてしまうことになるので、回復しやすい成長期の4~5月が剪定に最適な時期です。ただし、5月にはチャドクガの幼虫がもう出てきている可能性か高いので、4月に剪定をするのがベストです。でも、卵が付いているかもしれないので、まずはしっかり葉っぱの裏を確認してください。

剪定をしたら、市販の木酢液を使って予防しましょう。木酢液は500~1000倍に薄めて木の根元に撒き、葉っぱにもスプレーします。チャドクガが発生しやすい3~9月に1~2週間おきに撒くと効果的です。

また、チャドクガが付かないようにするために木の根元にオルトランという農薬を撒く方法もあります。オルトランはチャドクガに効く殺虫剤で、椿に吸わせると葉っぱ自体が殺虫作用を持つようになるので、効果抜群です!ただし、オルトランは高温になると有毒ガスを出す性質があるので、3~4月に撒くようにしてください。

まとめ

椿についた毛虫でかぶれることはよくあります。毛虫を発見したら近づかないのが一番です。気を付けましょう。

椿についた毛虫を駆除する方法

  • 肌が出ないように長袖長ズボン着用。できれば捨てても良い服装で。
  • チャドクガ用の毒針毛固着剤を使用。
  • 毛虫専用の殺虫剤で駆除。または、枝を剪定。

椿に毛虫が付かない予防方法

  • こまめに剪定
  • 市販の木酢液を木の根元に撒き、葉っぱにもスプレー。
  • 木の根元にオルトランという農薬を撒く。

椿に付いた毛虫の駆除と予防法をご紹介しました。かぶれないように注意しながら駆除してくださいね。

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